倶楽部ハウスの歴史
倶楽部ハウス 昭和 9 年開場 ~ 終戦 ~ 戦後復興 ~

初代“かや葺き屋根”クラブハウスのスケッチ(昭和9年)

昭和16年 朝香宮殿下御来場の記念写真 50周年誌「50年松ヶ江」より

昭和20年 終戦直後荒れ果てた姿の旧クラブハウス(戦時中コースは芋畑にハウスは兵舎として使われた)

昭和25年 コース再開と共に復旧・整備された倶楽部ハウス“かや葺き屋根”(建坪350坪に拡張)
現在の倶楽部ハウス アントニン・レーモンド氏設計により昭和35年完成
設計依頼に当たっての基本方針

一、贅沢を避け質素に
一、ハウス内の流れを機能的に
一、必要なものが必要な場所に
一、清潔で気持ちよい耐火建築で
一、職員の厚生施設を整え
一、松ヶ江の環境に配慮した
一、初代クラブハウスの面影を残す

アントニン・レーモンド氏設計思想
人間の尺度によって

  • 自然(ナチュラル)に
  • より単純(シンプル)に
  • より直裁に(ダイレクト)に
  • より経済的に(エコノミカル)に
  • こころから(オネスト)

創ることである

設計は株式会社レーモンド設計事務所に決定

アントニン・レーモンド氏は古いゴルファーであり、戦前の朝霞(東京ゴルフ倶楽部)のクラブハウスを始め数多くの設計を手がけている優秀な設計家である。
また、同氏の設計思想は新クラブハウスの基本方針によく合致しており、特に建築施工の監督が極めて厳格な点は、監督能力に欠ける当倶楽部には非常に都合が良い。

昭和35年 第三代理事長 安 川  寛