Antonin Raymond
■ アントニン・レーモンドの略歴
1888年
オーストリア領ボヘミア地方(現チェコ)に生まれる
1909年
プラーグ工科大学で学ぶ
1910年
米国に渡り、NYのキャス・ギルバート事務所で働く
1914年
ノエミ・ペルネッサンと結婚
1916年
フランク・ロイド・ライトのもとで働く
1917年
NYで独立
1919年
帝国ホテル建設のため、ライトと共に来日
1921年
ライトのもとを離れ、「米国建築合資会社」を設立
1923年
関東大震災後、レーモンド建築事務所を設立
1926年
チェコスロバキア共和国名誉領事に任命される
1938年
米国に戻り、NYに事務所を開設
ペンシルバニア州ニューホープに農場とスタジオ兼自宅を開く
1941年
東京事務所を閉鎖
1948年
戦後、再来日し、東京事務所を再建
1952年
アメリカ建築協会名誉会員となるリーダーズ・ダイジェスト東京支社で、1951年度日本建築学会賞を受賞
1956年
アメリカ建築協会より「Medal of Honor」を受ける
1957年
八幡製鉄体育館でアメリカ建築協会「Award of Merit」受賞
1964年
勲三等旭日中綬章を受賞する
1965年
南山大学で、1964年日本建築学会賞を受賞
1973年
離日し、ニューホープへ戻る
1976年
ニューホープにて死去聖アンセルモ目黒教会において追悼ミサが行われる
1980年
ノエミ・レーモンド死去

帝国ホテル(明治村に移築された玄関部分)
アントニン・レーモンドとフランク・ロイド・ライト
1919年(大正 8 年)旧帝国ホテル設計監理のため、フランク・ロイド・ライトと共に来日したアントニン・レーモンドは1921 年(大正10 年)、日本に設計事務所を開設。それがレーモンド設計事務所のはじまりです。
戦前・戦後、日本に永く滞在し多くの作品を手がけました。その設計哲学を受け継いだレーモンド設計事務所は、今も常に独創的な作品を発表し続けています。

ソビエト大使館 1928年

フランス大使館 1930年

アメリカ大使館 1931年

聖路加国際病院 築地 1933年

東京女子大学礼拝堂・講堂 杉並区 1937年
第2回(1992年)BELCA賞

リーダーズ・ダイジェスト東京支社 1952年
1951年度 日本建築学会賞

八幡製鉄大谷体育館 1955年
1957年アメリカ建築協会「Award of Merit」